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  1. ルアーの『いろは』

トレーラーにポークを使う理由

本日久々に浜松に戻ってきました。雨のせいで風邪ひきそうです・・・
今週くらいから本格的に寒くなってきて秋から冬へと季節が進行しております。
さてさて、この時期になると個人的にラバージグ(ガード付ジグ)の使用頻度が高くなってきます。
だいたい春先までのシャローはテキサスではなくジグで打ちます。理由は去年のコチラを参考に。
http://wind.ap.teacup.com/applet/bokutachi/1913/trackback
で、この四ヶ月間(12~3月)のカバージグのトレーラーには僕の場合ポークリンドを多用します。

その理由とポークのメリットを今日は少しだけ書いてみようかなと思います。
◯耐久性が高い
ワームをトレーラーにした場合、アクション優先の柔らかいワームに限らず一匹掛けたら頭がグズグズになったり、パーツが千切れたりしがちです。
でも、ポークの場合根掛かりでジグごと無くならない限りジグ本体よりも長持ちすると思います。(ジグのフックが先にダメになる)
また付けたり、外したりも気にせずできるので付けっ放しで気付けばジグごと錆び錆びなんてこともありません。
一つあたりの単価は高いけど、結果的なコスパはかなり高いです。
◯カバーに絡みにくい
耐久性にも繋がりますが、キャストしてワームのように葦や木にペタ!って張り付いて取れない、外せないってことが少ないです。
カバーやゴミ下にジグが入ってトレーラーが引っ掛かって落とせないなんてことも少ないと思います。
◯浮力が高い
リンク先の去年書いた内容の様にカバージグって、特に低水温期にメリットが多いと思うのですがジグがテキサスに劣る点の一つとしてカバー貫通能力の低さがあります。
ジグはラバーがあったり、テキサスのようにシンカーとワームの一体感が少ないので同じ濃さのカバーを同じリズムで打ちたい場合、ジグの方が1ウェイト重たくして(貫通能力を上げて)打たなければいけません。
スローに落としたい、スローに誘いたいことの多い冬季はその1ウェイト上げたジグのフォールスピードを相殺してくれる浮力と抵抗がポークにはあります。

つまりは僕の場合、正確にはポークを使いたいんじゃなくて、カバージグを使いたいんです。
で、そのジグの欠点を補うために必要なのがポークリンドって位置づけです。
もちろんポークは柔らかくなるけど、昔と違い同じくらい柔らかい(又は薄い)ワームも存在するのが現状です。
よく使うのはスーパークローとビッグダディ、たまーに使うガード付きフットボール+ポークで水中のオダに絡ませながらなんて時はフリッカーレッグツイン(DEPS)。
欠点は保管が大変だったり、臭かったり、いきなりパッケージから出して使えない(場合が多い)だったりとありますが、僕の中ではなくてはならない低水温期のジグ&ポーク。

ちなみに水温15℃以上ではほとんど使いません。脂が溶けてきてポーク痩せちゃうから。とテキサスでも十分かかるから。
なかなか手が伸びないルアーだと思いますが、今冬是非試してみて下さい。

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