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  1. タックルの『いろは』

24VANFORDヴァンフォード

12日0時になりました。
試合にロケに忙しくしていますが、新製品情報公開はキッチリやります(笑)
ただ流石にちょっと手抜きです。ごめんなさい。
具体的なスペックやフィーチャーはHPをご覧下さい。
私はいつも通りリアルな『主観』をお伝えします。

今回のヴァンフォードの画像及びデータは転載フリーとします。webメディアさん、YouTuberさん、ブロガーさんお好きに使って下さい。
ただディスりに使うならご遠慮下さい。自由人な私ですが、一応は契約プロであり、開発に携わりつつ、良い製品だと思ってご紹介しています。マナーを守って頂けると幸いです。

24ヴァンフォード

今回、ヴァンフォードがモデルチェンジします。
ヴァンフォードといえば『赤』がトレードマークでした。
ただご覧頂いた通り今回の24ヴァンフォードはその赤の比率がメチャクチャ少なくなっています。

左24ヴァンフォード、右20ヴァンフォード。

前作と並べるとかなりの雰囲気の違いが分かるかと思います。
この前作までの『ヴァンフォードの赤』は好みが別れるところでしたが、24モデルでは良く見ないと赤に気づかないくらいまでデザイン的に赤が減りました。

スプールに細く薄く一周入っているのと。

ハンドル付け根に一周。こちらも細く薄くです。

なので全体的な見た目としてはかなり『黒いリール』に仕上がっています。
質感も20モデルのマットブラックから、グロスブラックへと変更されています。
個人的には今作メチャクチャカッコいいと思います。
加えて『何色のロッドにも合う』と思っています。

コルクにもEVAにも何にでも合います。

個人的には19ヴァンキッシュにメチャクチャ似ていると思っていて、パッと見では分からないほど。

左24ヴァンフォード、右19ヴァンキッシュ。

本当にイケメンなリールに仕上がっていると思います。
前作20ヴァンフォードからはカラーリングだけでなく各パーツのシェイプも若干変更。

リール下部の絞りも細くなっています。

左24ヴァンフォード、右右19ヴァンキッシュ。かなり似たフォルム。

機能的には前作もかなりの完成度の高さだったので劇的な変更点は少ないのですが、ドライブギアやドラグワッシャの耐久性などももちろん向上しています。

最も恩恵を受けるのがこのアンチツイストフィン。

今回のヴァンフォードは非密巻き構造ですが、密巻き構造(インフィニティループ)を採用しているステラ、ヴァンキッシュ、ツインパワー同様にこのアンチツイストフィンが搭載されています。
本来は密巻き構造によるライントラブル発生を相殺する為に開発されたアンチツイストフィンですが、当然非密巻き構造を採用しているヴァンフォードに組み合わされることでよりライントラブルを軽減される組み合わせになっています。
特にバスフィッシングでの野良ネズミやチヌトップなんかでの高速ピックアップ(リトリーブが雑になる)後の次のキャストなんかでのトラブル軽減はリアルに感じています。

各番手のスペック。

重量は前モデルから据え置き。
ヴァンキッシュには劣りますが、マグナムライトローターシリーズの二番手(ヴァンキッシュの一つ下)として必要十分な軽さを有しております。

見た目、性能的に過去最高得点を叩き出していると思います。

リールの場合はどうしても上位機種に新機能が搭載されることがほとんどの為、『このリールだから!』時なものは中堅ど真ん中のヴァンフォードには見当たりません。
ただ一方で、完成された機能を詰め込まれた高コスパなリールがヴァンフォードやストラディックです。

皆さんの新しい選択肢の一つになりました幸いです。

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