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  1. タックルの『いろは』

18アルデバランMGL30/31

ブログだいぶほったらかしにしました。ごめんなさい。本日から通常運転再会です。

今日はバンタムMGLに主役を持っていかれ、マイナーチェンジのため少しふてくされているアルデバランMGL物語を書き認めます。
自信を持って言えるのは、現段階では私が一番使い込んでいるはずですし、使用感も理解しているはずです(笑)ではいってみましょう。

多くの人がこう考えていると思います。
『どうせメタニウムMGLが高性能で大人気だからアルデバランもそうしたんだろ?』と。
実際に17年までのシマノリールで国内バスフィッシングを行なっていくと、一点穴があることに気付きます。
メタニウムは13から16MGLになり守備範囲が間違いなく広がった。16アルデバランBFSによってよりベイトフィネス性能は上がった。ただその間を埋めるリールがマジで無い。
34mm径のメタニウムで小型ルアーやライトテキサスやヘビダンもやれってこと?
そのジレンマを感じて、その隙間を最も多用するのが霞北浦水系や利根川水系、各リザーバーだと思います。
要するにベイトフィネスより太いライン(10~14lb)で、ベイトフィネスみたいに繊細に扱いたい。メタニウムMGLじゃデカ過ぎ、アルデバランBFSじゃ糸巻き量少な過ぎ。
画像から見て分かるように、当初はメタニウムMGLのシャロースプール(50番)というアイディアも当然ありました。
ただ66Mクラスより短いor柔らかいロッドだとどうしてもメタニウムボディは大きいんですよね。

では過去にその隙間に最もフィットしていて、かつ未だに愛用者が多いリールって何だろうと。
他社リールももちろん試したし、色々なところでリサーチもしてみた結果、結論は『09アルデバラン夢屋スプール』ってイケてたよね?と。
良く考えたら、今回作ったのも当時と同じメンバーでした(笑)
ただ、09アルデバラン夢屋スプールは流石に糸巻き量がベイトフィネス寄りではないか?という疑問も上がりました。
当然ですよね。当時ベイトフィネススプールで出したんですから。8lb×75mなので12lbだと実質50m巻けない。
余談ですがシマノのベイトリールのサイズって糸巻き量で決まっています。
150番ー16lb×100m 18バンタムMGL、17クロナークMGL
100番ー14lb×100m 13メタニウム
70番ー12lb×100m 16メタニウムMGL
50番ー10lb×100m 09、15アルデバラン
30番ー8lb×100m 18アルデバランMGL
こんな感じです。各ポンド数が100m巻けるようになっています。
話を戻すと、09アルデバラン夢屋スプールのように8lb×75m(実質20番スプール)にしてしまうと、もちろんよりキャストフィールは上がるけど流石に12lbでフルキャストが難しくなる。
逆に15アルデバラン同様、50番スプールのままMGL化してもメタニウムMGLと被る部分が多すぎる。

※一番右は15アルデバランオリジナルです。
結局、色々試して一番性能と需要がリンクする30番という、シマノ初の糸巻き量のスプール径となりました。
皆さんお気付きの通り、09アルデバラン夢屋スプールに比べ25%糸巻き量は増加しています。
その分、低下した性能をMGLスプールでフォローしているのが18アルデバランMGL30/31です。
昨年、途中からこのテストを兼ねてアルデバランを良く使っておりました。スプールの色とかが違うことに気付く読者さんが居たりして凄くビックリしました(笑)
先日のシマノMTGでも伊藤巧くんがこのリールに一番食い付いていたのをみて、やっぱり関東圏はこうなるんだろうなぁと再確認した次第です。
ハッキリ言ってメタニウムMGLの登場によってアルデバランの50番スプールって歴史はピリオドを打たれましたが、果たして30番スプールを携えたアルデバランMGLはどれくらい市場に受け入れられるのでしょうか。

とっても楽しみです。
参考までに私が使うのはトップ、ジャークベイト、シャッド、ライトテキサス、ヘビダン、ノーシンカーとかかな。クランクとかはよっぽど小さいもの以外、巻くだけなのでメタニウムMGLを選びます。

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