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  1. ボート・魚探の『いろは』

魚探システムをアップグレード!!

絶賛、福岡生活中ですが、今シーズンもG-FISHNG社に多大なサポートを頂き、現状自分が最高と思える仕様に魚探システムをアップグレードさせて頂きました。
本日はトーナメントスタートの前に黒田艇2021年バージョンの内容をお伝えさせて頂きます。
『ここまでのシステム組めないよ』という方でも、どういう理由でどう使い分けているかを知って頂き、ご自身のボートシステムはどうしたら良いかと言う決定の一助になりましたら幸いです。

バスフィッシング用ボートは今シーズンも変わらずSDG Marineさまからご提供頂いているチャージャー198エリート!

まずはコンソール(運転席)のシステムから。
こちらは昨シーズンまでと変わらず10インチモデルであるGPSMAP8410XSVの2台体制。

左側は主にサイドビュー、右側は3分割してチャート(MAP)、クリアビュー、通常魚探の組み合わせ。

リアにも12インチモデルを搭載するプロも少なくありませんが、私はリアは基本10インチモデル。
理由は12インチ×2台は視界を著しく遮るのと、基本眼前にモニターがあるため10インチでもかなり詳細に見ることができるから。
ここらへんは好みによると思いますが、決して大は小を兼ねるとは思っていません。

左のグレーの振動子がGT41、右が新作のGT36UHD振動子。

リアの魚探システムは変わっていませんが、振動子は大幅に変更。
昨年まではリアにはGT52HWという私が最も使い慣れた振動子と、GT54UHDという高解像度の映像を見ることが出来る振動子、そしてスルハル(船内に貼り付け)で高速走行時に深度を表示してくれる(チャージャー198エリートだとベタ凪90kmで水深拾います)GT15M-IHという振動子の3タイプを取り付けていました。
ベースにGT52、しっかり見たいGT54、走行時のGT15という使い分けでした。
GT54はサイドビューでは近場は非常に綺麗なのですが距離があると暗くなりやすく、サイドビューのメインはGT52というのが昨年まででした。

今季ラインナップに加わった振動子のGT56UHDやGT36UHDはGT54の鮮明さで遠くまで映るという優れもの。
(56と36の違いは通常魚探が映るかどうか。56は有、36は無)
そこで今季は使い慣れたGT52HWと、昨年まで載せていたGT54 UHDの両方を外しGT36UHD一つにすることに。
更に早野プロに『とにかく遠くをなんとなくで良いから見たい場合(ベイトやウィードを広範囲に探す場合など)にはGT41がサイドビューでは左右50m以上づつ飛ばしても映る』と教えてもらいこちらも導入。
ベースのGT36UHD、広範囲ざっくりのGT41、走行時のGT15と使い分けることにしました。

続いてはフロントの魚探システム。

最終的に魚探3枚システムに。

昨年、ライブスコープにパースペクティブモードという水中を俯瞰で見えるような機能が追加されました。
ではそれまでのライブスコープのフォワードモード(前方)やダウンモード(下方)が必要無くなったかと言えばフィールドによっては両方が必要になります。
私の場合はクイックドローデータを確認しながら釣りをすることが多いので当然チャートを映し出してくれる魚探も必要。
そこで最終的に3枚体制となりました。
上段にあるGPSMAP1222XSVではあまり距離をいじることのないパースペクティブモードを。
下段右側は2021年モデルであるGPSMAP1223XSVにライブスコープのフォワードモード(最もベーシックなライブスコープ)を。こちらはタッチモデルなので水深や距離を画面に触るだけで調整可能。
そして下段左側はGPSMAP7410XSVにチャート(地図)と通常魚探を。
ライブスコープ用は画面が大きい方が見易いためどちらも12インチモデル。チャート&通常魚探用はおおまかに確認出来れば良いので10インチモデルです。

当然、ライブスコープ振動子も縦横2台必要になります。

そして今までGPSアンテナはリアに1台だけでしたが(そのためウェイポイントは精度を出す為、基本リアで打つ必要があった)、今季新しくラインナップに加わったGPS24xdが史上最高の精度ということでフロントに設置。
実はこれが一番期待しているデバイスです。

リアアンテナは変わらずQuadsatを使用。

フロントに設置したアンテナ(GPS24xd)は付近に魚探3枚、エレキがありどうしてもそれぞれに内蔵されている磁石の影響を受けてヘディングセンサー機能(船が止まっていてもどちらを向いているか表示してくれる機能)がブレやすいので、ヘディング情報だけはリアのQuadsatから取得。
位置情報はフロントから、ヘディング情報はリアからといったどれを画面に映すか、どの情報を元にするか、変更するかなども5台全ての魚探をネットワークで繋いでいるので一瞬で調整可能です。

今回も自身の理解を深める為、全ての配線や本体の設置、機種ごとの設定なども自身で行いました。
(ミスがないようにセンターフラット中平さん、ハーツマリン高橋さんが先に新製品をリギングしていたので注意点などは事前に教えて頂きました。ありがとうございました!)

現場で断線したり、配線抜けなどがあると一番困るのは本人なので各部もしっかりハンダ付け。
動作確認も済み、明日からの練習も捗りそうです。

もちろん魚探が充実しても釣り人もアップデートしないと意味がないし、それだけで必ず釣れる保証があるわけでもありません。
ただこれからもやるからには自分の思い描くベストな仕様で望みたいし、使えるモノを全て使ってユーザーさんにベストな情報をお伝えできればと思っています。
と、いうことで明日から練習再開!!

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