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  1. 考え方の『いろは』

チヌトップ2017総括

今日は今年やりまくったチヌトップについて総括しようと思うのですが、その前に皆様にお詫びとお知らせをしなくてはなりません。
明日9/17に予定しておりました「Js浜名湖みっかび釣り大会」ですが、台風のため9/23(土・祝)に延期とさせて頂きました。
各HPやFBでは既に告知済みで、参加予定者にも個別に連絡済みですがもしまだ知らないががいらっしゃいましたら連絡をしてあげて下さい。

今年は夏季の間はガイドをさせて頂いたこともあり、例年以上にチヌトップをする時間の長いシーズンでもありました。
もちろん反応が多かった日、イマイチだった日とありましたが、ゲストさんと通算したら合計200~300バイト前後だったと思います。
そもそも浜名湖におけるチヌトップ、クロダイポッパーは15年ほど前にスタートしております。

当時、朝倉さんプロデュースでジャクソンからRAポッパーとロッドがリリースされたのがスタートでした。(それ以前からやっていた方もいらっしゃるかと思いますが、メソッドとしてメジャーデビューした地点はここだったはずです)
ここが浜名湖におけるチヌトップver1.0.だったと思うのですが、当時異常なほど釣れたこの釣りは急速に(2.3年で)難しくなった記憶があります。
ver1.0.から2、3年経った2005年頃には必ずしも釣れるメソッドとは言えなくなり、
当時は比較的早く、強く(スプラッシュ出して)動かすのが定番だったためより一層魚へのプレッシャーは高まり、浜名湖では急速にこのメソッドは沈静化していきました。
ここからが意外に長く、2005~2010年まではルアーこそポッパーだけでも新しいものが出たり、スイッシャーを作るメーカーがあったりと動きはあったのですが、
なかなか魚からの反応が少ないシーズンも多く、イマイチ盛り上がり切らない数年間がありました。

流れが変わってきたのは2013年頃から。また再び釣れるようになってきました。
ただこれは単純に魚が増えたとか、プレッシャーが少なくなったとかの話だけではなく、
チヌトップver1.0.の際はオープンウォーターやフラットウィードエリアが主だったのに対し、
釣り人側が小規模なハンプ(盛り上がり)やストラクチャー周りを狙うようになり今まで狙えてなかった魚を攻略できるようになった点が非常に強いです。
今はアクションも以前に比べ色々なレパートリーで攻略しているアングラーも少なくないと思います。
この地点がチヌトップver2.0.だと思うのですが、2013年に私自身も『もう一回流れ来る』と思い、
競合製品の再リサーチを含め2シーズンかけて2015年にリリースしたのが今夏も活躍してくれたポッピングダックと、翌2016年に出したスイッシャーのセッターでした。
お陰でチヌトップver2.0.を代表するルアーにもなれました。
ただ、今年やっていて一段と思うのは改めて釣るのが難しくなってきています。
もちろんver1.0.の頃に比べ基本的なテクニックやポイントが広く知れ渡り満遍なくプレッシャーがかかってきているからに他ならないのですが、
一昨年より昨年、昨年よりも今年、そして今年以上に来年はver1.0.が衰退していったように難しくなるのは間違いないです。
ただ、キビレクロダイってルアーマンはほとんどリリースするので数はメチャ沢山居るんですよね。

賢くなった魚達を攻略すべく、現在誠意開発中のルアーもあります。
人間と魚の知恵比べは永遠に続くと思いますが、来年から始まるであろうチヌトップver3.0.に向けて準備中です(笑)

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