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  1. ルアーの『いろは』

バックスライドワームの優劣

季節的にもシャローに産卵でエビが湧く季節。
同時にバックスライドワームが活躍する季節でもあります。

滞在中の長良川も釣ったらかなりの高確率で喉元に手長海老!

バックスライドの釣りは元々好きなのでかなりの年月やってきましたが、以前何度もブログで書いた様にここ5.6年はファットイカとTKツイスターがメイン。重さで使い分けています。

ファットイカとTKツイスターの違い

この記事すら探してみたら既に4年も前だった・・・(汗)
さてそんな本日の内容はとある知人有名釣りブロガーさんの最近の記事へのアンチテーゼとしてお送り致します(笑)
なお、このアンチテーゼは不定期連載中です(笑)

:[D] ファットイカとバックスライドの謎

:[D] 進化版ファットイカ発見!?実は使える”ソルティコアチューブ”

ちなみにですが、私自身バックスライドワームは新製品が出るたびにほぼ全て買って試しています。
そして改めて今回一週間超、長良川に滞在しているので新製品を含めて試し直しました。

もう随分前から分かっていましたが、今回改めて再確認しました。
そう。ルアーによる釣果差なんてほとんどないということを。
もちろんフッキング率や耐久性に間違いなく差はあります。
ただこれだから喰った(喰わなかった)ということはほとんど無いです。

TKツイスターはなんやかんや使いやすい。

ただ私はこの釣りで他の人に負ける気はしないし(対プロ除くね汗)、運が絡む釣りの分野において、事実釣り勝てることが多いです。
そして結局、釣果差を生んでいるのはキャスト精度のみだと思います。
そう今年の頭くらいに書いたジグのトレーラーの話と一緒。何で撃つかよりも、良い場所に入っているか(もちろん良い場所が分かっているか含)が大切。たぶんこれで95%が決まる。

ガード付きジグのトレーラー

もちろんワームによるスライド幅に差はあるけど、そもそもスライド幅が長くても毎キャスト、フックアイ側が釣り人側でフトコロ側がストラクチャー側にできるキャストスキルがないと逆を向いたらどんどん手前にスライドしてストラクチャーから離れてスライドしちゃうことになります。
もちろんコントロールは当たり前のようにしている方もいるけど、全員がそうか?と聞かれれば、その前にスマホ1台分くらいのスポットに数百投、数千投入れ続けるスキルを身につける方が先だと思います。
だから基本的に私の場合はこの釣り(ジグ撃ちも一緒)は『一番投げ易いワーム』を使うことをオススメしている。
それが間違いなくその人にとって『一番釣れるバックスライドワーム』だと思う。

一番重たいのはパワーグライダー。

基本やり慣れていないと重たい方が投げ易い。
上の画像で並べたバックスライドワームは一番軽くて10g、一番重たくて19gくらい。
もちろんタックルにもよるけど、やり始めや普段ピッチングしない人には重たい方が投げ易いからパワーグライダーが一番だと思う。

ファットイカは実はこの中だと軽い部類。

慣れてくるor上級者は逆に重たい方が投げ難い(着水音が出易い)からファットイカクラス(11〜12g)に落ち着く。
使い手によって一番良いワームが変わる&プロの真似をするのが最善とは限らない典型的な例だと思います。

最後、突き詰めるとまだまだもちろん要素はあるし、明らかにスローフォールはミスが少ないとかあるけど(そのかわりバイトを感じにくい)それはあくまでも残りの5%くらいの要素。
ただ一部で丸一週間皆んなで練習して、3日間本気試合とかのカオスなフィールド&コンディションではもちろんワームの差はあるし、その5%を突き詰める必要が出てくる。
けど、ほとんど一般的には無いです。必要ない。

もちろんそんな試合でも信じて投げ続けられるバックスライドワームが欲しいってのが私の本音なんだけどね。

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