もー全然ブログを更新できず申し訳ありません(涙)
毎日全力でこなしているんですが、シーズンイン前から過去にないくらいバタバタです。
最低水温も超えて、少しづつ春めいた日が増えてきました。
忙しいと言っても半分くらい釣りなので、春をフィールドで感じています。
私の好きなルアージャンルの一つにジャークベイトがあるのですが、少しテクニカルなこともあり、クランクやスピナーベイトに比べて万人に使われるルアーというよりは出しどころやタイミングが少し難しいルアーでもあるとおもいます。
ただここ数年、以前に比べて圧倒的にジャークベイトでの釣果って見るようになりました。今年はNLWさんのエリーがヒットして私もSNSで釣果を見ない日はありません。
そこで今日は私がここ10年くらい国内外のジャークベイトを使ってきて間違いなくオススメできるルアー達を皆さんにお伝えしたいと思います。
とは言ってもほとんどの場合でルアーなんて何でも良いです(笑)
でもそんな中にも今までの経験で感じてきた大切なことがあるのでそれを踏まえて書きしたためます。
ジャークベイトが他のルアーと一番違う点はやっぱ水中で止められること。サスペンドすること。
もちろんクランクやバイブレーションにサスペンドって変わり種はあるけどマイナーですよね。
ただジャストサスペンドにそこまで意味があるか?というと私は全く気にしなくて、多少のシンキングやフローティングは全く気にしないです。変わらず釣れる。そもそもフロロ使ってたらその重さで遠くに投げたら沈むしね。
これは今流行りのホバストと同じ?原理だと思っていて、ファーストシンキングやハイフロートじゃなければ中層をふわふわさせるのに向いてるってだけでそこまでシビアにならなくても私は良いと思ってます。
バックスライドネタを書いた際に毎回言ってますが、ルアータイプが一緒なら魚に対してキャスト(アプローチ)が決まれば大概の魚は釣れる、釣れないにルアーの差はほとんど無いと思っています。
だからブルスライドは『使い易さ』を追求しました。
ただジャークベイトにはこの使い易さに、どうしても一つ加えなきゃいけない大切なことがあります。
それは潜行深度。これだけは沈むバックスライドワームと違ってルアーに頼らなきゃいけない部分。
だからどうしても水深に合わせて何種類かのルアーが必要になります。
なので今回私が気に入っているジャークベイトも基本、水深別です。
水深別にご紹介していくんですが、浅い→深いの順でご紹介です。
またここに書く潜行深度は私がよく行う、フロロ12lbラインでのミドルキャスト(20〜30m)でのものです。例えば琵琶湖だともっとライン太くてフルキャストだと思うので、中には+50cmくらい深く潜るものもあります。
まずはシマノ、ワールドミノー115SPから。
大体1mまで潜る印象。このルアー実はかなり浅いです。
アクション自体は後ほど出てくるヴァルナに似ています。
SPではあるんですが、意外と浮くのでこの時期しっかり止めるならお腹に0.3gくらい重りを貼った方が良いです。
浮いても沈んでも関係ないって言いましたが、これはちょっと浮きすぎかな。
皆んな一つは持っているであろうワンテン。
私の感覚だと1〜1.2mくらいで使っています。
ワンテンに関してはどこかでまた書きたいのでこんなもんに割愛(笑)
あ、純正フックはきついから変えてください。
次は早野プロが作ったリレンジ110。
ワンテンよりちょい潜るけど1.5mいくかいかないかくらいな感じ。
投げやすいし、糸絡み少ないし、しっかり潜るしマジ優秀。
これはリレンジ110が出るまでリレンジ110のポジションにいたルアー。
世界のワンテンって呼ばれているけど、実際に世界で先に認められた日本のジャークベイトはポインター(ビーフリーズ)だったはずで、非公式ながらクラシックのウィニングルアーにもなったはず。
そう考えると加藤さんって改めて凄い。
私の使用方法でだいたい1.5〜MAX1.8mくらい。
カタログ値は2mだけどライブスコープで確認しても2mは潜ってない(笑)
ちなみにワンテンっていうとオリジナルがみんな好きだし持ってるんだけど、私はこの+1の方が好きです。
単純に使い所が多い。
ヴァルナは私の場合だいたい2mくらい。
リップの長さ=潜行深度と思われがちだけど、もちろんそれ以外にも要素があるのでヴァルナはショートリップでかなり潜る部類。
逆にワンテン+1は水受けにくいからあんだけリップ長くても浅いです。
あまり馴染みがないかもしれないけどかなりオススメなジャークベイト。
2mちょっと潜るイメージ。
ちょっとワンテンに似てるから日本だと正当な評価されないけど潜行深度も全然違う。
良く潜るので結構巻き重りします。
MCスティックとほぼ同じくらいの2mくらいなんだけど急潜行なので2mに居る時間が長い。
立木やオダみたいなスポットを狙うなら当てやすいので重宝します。だだ流すならMCスティックかな。
だからタダマキはリザーバーで良く使います。
カタログ値は3mなんだけど流石に2.5mプラスαくらいまで。
この水深まで潜るルアーが少ないから独壇場な一方で、基本ジャークベイト(特に春)は浮いた魚の目線が上のタイミングに、その上を通して喰わせるので根本的に出番が少ない。
けどいつも二つくらいBOXに入ってる。
今回は110mm前後のジャークベイトで揃えてみました。
数えたら9種類出してました。感覚的には20cm刻みくらい。
もちろんこんなに要りません(笑)
この中から浅い、普通、深いの3タイプあれば不自由なく釣りできるし、9タイプ使い分けるのと大差なく釣れると思います。
ログ使わないんですか?ってよく聞かれるんですが、投げにくいから使いません(笑)
冒頭で言った通り、イメージ通りに使えれば深度合わせができれば釣果に大差は生まれないと思っているので、逆にいえばイメージ通りに飛ばせないから一番使いたくないルアーです。
ログの最後の活躍は2005年のKVDのクラシック優勝。アメリカではその後、一気に置き換わったのがワンテンです。
KVDはスピニングで投げてたくらい投げ難い。
もちろんアクションとか、ダート幅とか、フラッシングとか違いはあるんだけど、ただでさえ難しいジャークベイトの釣りを更に難しくするのはナンセンスなので、あまり深く考えずに中層で止められる数少ないルアーを水深別で使い分ける。くらいから入って細分化していくのが私のオススメです。
皆さんも今春、是非楽しんでください!