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  1. タックルの『いろは』

メタニウムXTというコンセプト

私が釣りを始めた頃の憧れのリールといえば、ステラ(今でもたぶん変わらずですが 笑)とメタニウムXT(赤メタ)でした。小学生の頃です。
その頃はまだステラのスプールに穴は空いていなかった(92ステラ)し、メタニウムも赤でした。

元々、私はシマノの質実剛健な作りが好きで、メタニウム兄弟に関しては全シリーズ、ステラも92以外は全部所有しています。もちろんどれも自分で使っていたものです。
伝統的な34mm径スプールが採用されているメタニウムシリーズは、正に国内バスフィッシングにおいて最もスタンダードなリールの一つだと思います。
今でも『一台だけ』と言われたら間違いなくメタニウムを選びます。
さてさて、そんなメタニウム兄弟ですが大きな変革があったことがありました。(勝手にそう思っています)

それまで質実剛健の代名詞だったメタニウムは、2000年にメタニウムMgとしてボディ素材がジュラルミン(アルミ合金)からマグネシウム合金に変更され大幅に軽量化された訳ですが、
05メタニウムXTでは再びアルミ合金ボディで登場するも、07、13、16メタニウムがマグネシウム合金ボディでラインナップされたこと、そしてそのシェア率を考えると、ここ10年のトレンドとしては間違っていなかったんだと思います。
もちろんそれはシマノ社以外にも言えることで、34mm径前後スプールの軽量リールは各メーカーの核になっているはずです。
ただ一方で、ロッドの過度の軽量化が一時的だったように、用途によっては、もしくはメインフィールドやアングラーのやり込み度によっては、軽量化よりも耐久性や剛性感、ロッドに合った適度な重量を必要とすることも増えたように思います。
もちろん現在ラインナップされているメタニウムMGLは核であり続けると思うけど、2~3割程度(私の勝手な感覚です)はそんなアングラーが居ると感じています。

今期、そんなコンセプトで作られた他社リールを何個かプライベートフィッシングで使ってきました。(もちろんトーナメントや取材じゃ使わないですよ 笑)
何度もこのブログで伝えてきているように、サポートして頂いたものしか使わなかったらそれが最高と感じて当たり前だし、『これ良いですよ!』の比較対象が無いから説得力ないですよね。
話が逸れちゃいましたが、そんな私の釣り人生の中心に居続けたベイトリールがメタニウムです。
来年も各社からベイトもスピニングも色々と出るのかもしれません。楽しみですね!

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