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  1. ルアーの『いろは』

ハゼドンシャッド3インチ

TKツイスターと合わせて僕の中で使用頻度の高いメガバスワーム、ハゼドンシャッド3インチ。残り少なくなっていたので今日、大量にメガバスで仕入れて来ました(笑)

考えたらこのルアーを作ったのは4年も前、2012年でした。琵琶湖ガイドの杉村君が4インチを、僕が3インチを監修しました。
同じハゼドンシャッドですが4インチと3インチは全く別物で、杉村君の4インチはテールも小さく極めてストレートに近いジグヘッドでのいわゆる『跳ね』をメインにしたワーム。
僕の3インチは明確にウォブリングするシャッドテールが付いていて、ジグヘッドやダウンショット、ノーシンカーで横や縦に動かして誘うワーム。
このてのシャッドテールワームはレッグワームやHPシャッドが人気で、ウォブリングが弱めでロールの入るこの二種の方が間違いなく喰わせにおいては上です。
ハゼドンシャッドは強くウォブリングするタイプのシャッドテールワーム。アピール力が強い一方、喰わせではやや劣ります。
では当時なぜこんなアクションにしたかというと、何よりスモールワーム=ハイプレッシャーだとは思ってないから。
3インチのワームは人によってはアクションや狙いを聞かず『セコい』と思うかもだけど、実際に日本のフィールドでは3インチ(7.5cm)クラスの生き物がベイトになっている状況はかなり多く、そのサイズに合わせて作られた経緯があります。
アクションを弱くし過ぎると、当然喰わせの能力は上がるけど必然的に遅く、丁寧にしなければいけないため、3インチシャッドテールワームの中では強く、大きなウォブリングをします。
ワカサギレイクで『強い釣り!』とジグばかり投げているのはおかしな話しで、それを捕食している大型の魚を3インチワームで狙うのは至極自然なバスフィッシングです。
あとはカラーにもこだわって、3インチは僕が全国東から西までどこに行っても困らない10色、杉村君の4インチは逆に琵琶湖を深く掘り下げた10色です。
まー、全ては雑な僕のライトリグでも釣れるように仕上がっているアクション強めの3インチシャッドテールワームです(笑)
特に濁ったり、広範囲だったり、スモールベイトの高活性時だったり、ハゼとかゴリだったりのボトム系ベイトの時にご使用下さい。

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