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  1. タックルの『いろは』

エントリー向けベイトリールの注意点

今年も秋はベイトタックルを使用したシーバスフィッシングを様々なゲストさんに楽しんで頂きました。
ベイトタックルだからこそのメリット、デメリットがある中で魚をキャッチしたり、バラしたり、切られたり。
バスフィッシング経験のある方、バスもソルトも並行して楽しんでいるアングラーには基本的なことかもしれませんが、
意外にソルトでのベイトタックルについてはほとんど情報や参考資料がない(あってもほとんどがビッグベイト用)ため、
今までベイトタックル経験の無いゲストさんが基本的なところでつまづいている場面に度々出くわしました。
そこでソルトシーンでも(もちろんバスフィッシングでも)使えるベイトタックル基本情報を本日はシェアしたいと思います。
※先日UPした海水での使用後のオススメメンテ方法はこちら。



1.まずは34mm径スプール搭載機種がオススメ
スピニングリールとベイトリールにはいくつかの違いがありますが、同じリール内でスプールやボディサイズを選べるスピニングリールに比べ、ベイトリールはそれが選べません。
例えばスピニングリールのステラには小型な1000番から、ルアーフィッシングでよく使う2500番、マグロを相手にできる大型番手まで様々なラインナップがありますが、
ベイトリールのアンタレスはスプールもボディも一種類です。選べるのはハンドルの左右と、ギア比のみ。
価格的な面ではアンタレスが最上位機種ですが、全ての釣りにおいてアンタレスが最良とはならないのがベイトリールの難しいところ。
アンタレスには37mmという大口径スプールが搭載されています。これは遠投性能に長けているスプール。逆に言えば小技を効かせたり、中距離までのキャストメインであればもう少し小口径スプールを搭載したベイトリールが向いています。
最も守備範囲が広くベーシックとされているのが34mmというスプール径。
シマノであればメタニウムやバンタム、クロナーク、ダイワさんであればスティーズやジリオン(1000番)がコレに該当します。メーカー的に最も機種数の多いところです。
大口径スプール搭載機種に比べ遠投性能はやや劣りますが、まずエントリーに一番大切な投げやすさが34mm径スプールには備わっています。
一方更にスプール径の小さい32mm径スプール搭載機種(アルデバランなど)は更にキャストはしやすいのですが、ソルトでの使用では巻き取りスピードとドラグ力的に不自由な部分もあり、やはり34mm径スプール搭載機種が最もオススメ。
2.慣れないうちは右ハンドルも有り

多くのソルトルアーマンがスピニングリールは利き腕ではない方の手でハンドルを回していると思います。
確かにその方が手返しも早く、利き腕でロッドアクションもフッキングもできて良いはず。
ただ初めてベイトリールを巻く際、利き腕ではない方で巻くとほとんどの方が上手く巻けません。
バスフィッシングではプロでも巻物だけは利き腕で巻く方がかなりいます。
実はそれくらい特に巻き抵抗の大きなルアーをしっかり安定して巻き続けるというのは難易度が高いです。
特に巻物しかルアーがないシーバスフィッシングにおいては、釣れる釣れないがこのリトリーブにかなり依存します。
糸を巻き取るのではなく、ルアーを泳がせることが目的なので左巻きの場合はかなりの練習が必要です。
なので、最初のうちは人によっては右巻きもかなりオススメ。それくらい大切な部分です。
3.必要以上に巻かない。下巻きはPEラインで。

スプールの糸巻き量にもよりますが、ラインキャパシティ一杯にメインラインを巻くことはオススメしません。
キャストで使う長さ+傷付いて結び直しても足りなくならない長さ。くらいが適量です。100mとか巻いても下半分使わないのはもったいない。
当然、その分の下巻きをして量増ししなければならないのですが下糸はPEラインがオススメです。
1.の34mm径スプールにも関連するのですが、ベイトリールの投げ易さ、飛距離はスプールの総重量がかなり関係します。
スプール総重量が軽くなると軽い力でも投げやすく、トラブル(バックラッシュ)も起きにくくなります。
そこで最も比重の軽いPEラインを下巻きに使うことで軽く量増しをすることができます。

加えてメインラインはスプールMAXの8~9割で抑えることも大切。トラブル多い方は7割とかでも良いです。
こうするとスプール重量も軽くなり、スプール外形も小さいのと同じになるのでかなりトラブルが減ります。
メーカーのラインキャパシティとか基本無視で良いです(笑)
以上、3つで快適性だけでなく釣果UPにも繋がるはず。
バスフィッシングをやり込んでいる方からしたら『そんな基本?』と思うかもしれませんが、それくらいソルトでのベイトキャスティングゲームは一般的ではありません。
誰だって最初はバックラッシュやミスキャストだらけだったんですから。使い始めたばかりの方も頑張って練習して下さいね!

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