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  1. ボート・魚探の『いろは』

ガーミンクイックドローの色分け

クイックドローにはじまり、ライブスコープ、フォース(ブラシレスモーターエレキ)と次々と革新的な新機能を発表、リリースしているGARMIN社。
私も横浜ショー、大阪ショーとガーミンブースでトークショーをさせて頂きました。

正直、お客様からの質問はライブスコープやフォースの話にばかりなるのかと思いきや、意外に一番多かったのがクイックドローについてでした。
実はこれ、各種SNSでもそうで、ガーミン魚探ネタを描いた際に一番頂く質問がクイックドローについて。特に既にガーミン魚探をお持ちの方から多い感じ。
もちろんそれにはいくつか他の理由もあります。ライブスコープは初期投資がモニター(魚探本体)を9インチと少し小さめに抑えても約45万円。一方、クイックドローは現在のガーミン魚探でGPS機能を有するモデル全てに搭載されており、振動子と合わせても数万円から使用可能です。お手頃でありながら非常に優秀な機能です。

クイックドローはフィールドによってはライブスコープ以上に必要且つ有益な機能。

実は私自身、3年前にガーミン魚探を始めて導入したのもこのクイックドロー欲しさにでした。
クイックドローは魚探で水深を捉えているだけで自動で等深線図を作成してくれる機能で、1秒前に通過した場所の地形が自動で地図上に反映され、色分けまでされて表示される機能です。
3年前の時点でも既に他社でほぼ同じ機能を有している魚探は発売されていましたが、当時クイックドロー以外は、魚探掛け→データをSDカードで抽出→PCにデータをダウンロード、等深線図として変換→SDカードで魚探にダウンロード、という作業が必要でした。つまりは一回ホテルや自宅でPCを通さないと表示できなかったんですね。
だからクイックドローのすぐにその場で確認できるというのはそれだけで非常に大きなアドバンテージなわけです。
私たちのような連続一週間同一フィールドで釣りをするのであれば練習と実釣を日によって分けられるのでまだマシですが、基本週末に釣りに行くような方にはその日ももちろん釣りをしたいわけで、その場ですぐにデータが反映されるクイックドローは大きなメリットのある機能なわけです。

そんなクイックドローですが、もちろん様々なカスタムが可能です。
その中でも一番多い質問が『どんな色分け、水深分けをして表示していますか?』というもの。
既に購入し、使い込まれている方々から黒田の色分け見せてってお問い合わせが最も多いです。
中には色分けが出来ることや、水深を設定できることを知らない方もいらっしゃったのでまずは、どうやって色分けや色分けの確認ができるかの作業方法からお伝えします。

まずは地図をフル画面にしてからアンダーバーの中の『メニュー』を押して下さい。

次にサイドバーが表示されるので、その中から『クイックドロー』を選択。

更にその中から『設定メニュー』を選択。ちなみに一番上にある『記録開始』を選択するとクイックドローが開始されます。魚探電源オンにしただけでは勝手にクイックドローは開始されません。

次に『深度陰影表示>>』を選択。

するとこの画面が表示されます。

この色分けは基本、浜名湖をはじめ、霞北浦水系や、長良川、遠賀川、旧吉野川なんかのリバーフィールドのメインに攻める水深が深くても5mまでのフィールド用。
見て頂いたら分かるように2.0mまでは0.5m(50cm)刻み、そこから4.0mまでは1.0m刻みで、最後はそれより深いところ、って感じ。
ちなみに私の場合は基本フィールドが変わってもこの7色構成(赤→橙→黄→緑→水→青→濃青)です。
理由は色区分まで変えてしまうとぱっと見で地形把握ができなくなってしまうから。なのでリザーバーや山上湖、スモールマウスフィールドでは間隔を0.5mから1.0mに変更するなどの対応をして使用しています。
ここらへんは絶対にコレ!って設定は無いので、フィールドやフィッシングスタイルによって使い分けるのがベスト。
様々なフィールドに行く人は色はそのままで水深設定だけ変えるのが私のオススメですよ。ってお話でした。

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