先週末は霞ヶ浦にあるSDGマリンヨコトネベースにてNEWボートショーでした。
ボートはもちろん、近年劇的に進化したボート艤装(特にデジタルデバイス)も合わせた相談会でした。
私はSDGマリン(昭和電機社)からチャージャーボート&ベクサスボートをサポート頂いていますが、その他に魚探ではガーミン、バッテリーではインパルスリチウムとオプティマバッテリーのサポートを受けており、そういったトータルでのお話をいつもSDGマリンイベントではさせて頂いています。
まずはご来場頂きました皆さま本当にありがとうございました。
ボートはもちろん高額ですが、こういった魚探、エレキ、バッテリーも非常に高額です。皆んな私たちにご相談して頂いて熟考して仕様を決めていきます。
先述した通り、私は今現在ボートをSDGマリンから、魚探&エレキはガーミンから、バッテリはインパルスリチウム(リチウムバッテリー)とオプティマバッテリー(AGMバッテリー)のサポートを頂いています。
『貰えて良いですよね』とか『貰えるから使っているんでしょ』と言われるんですが(これはその他メーカーもそうですが)、少なくとも私の場合は全て元々使っていたメーカーや製品だし、今現在使っているものの中にも購入したものもいくつもあります。
例えば2017年に一番最初にガーミン魚探を買った際にはもちろん自腹だし、もちろん定価購入です。
それまで私はホンデックス&ローランスの組合せで運用していましたが、日本に入ってきて間もないガーミン魚探を知って『これからはガーミンの時代だな』と感じてローランスを降ろして(売って)、ガーミン魚探を買いました。
もちろんいきなり10インチとかは怖くて(それまでのローランスは10&8インチ)、お試しを含めてフラッグシップの一番小さい画面の7インチモデルを購入しました。
今でもこの20万円を投資するかを数日悩んだのを覚えています。(今ほどガーミン魚探の情報もリセールバリューも無かった)
ライブスコープが出る2年前のお話です。
2019年から私はガーミン製品のサポートを頂いていますが、2018年末には出たばかりのライブスコープを買おうとしたところからサポートの話を頂きました。
Mrガーミンとして有名な佐々プロも、実は最初は自腹でガーミン魚探を買ったところからスタートしています。
昨年導入した16インチのガーミン魚探も自腹購入です。
もちろん他魚探でサポート品もありますが『貰っているから使う』のではなく『必要なものだから買う』これがベースです。
その中でご協力頂けるものはご提供頂いているだけです。
バッテリーも同じです。
例えばAGMバッテリー(鉛バッテリー)のトップシェアを誇るオプティマバッテリーを長年愛用していますが、初めて使ったのはメガバス時代にレンジャーZ20に載せた時でした。今ほどまだオプティマバッテリーもメジャーではなく、もちろん定価で購入です。最初はセルモーター(エンジン用)だけ交換しました。
そこから非常に気に入って2017年に全換装したら、まさかの2018年に『買って頂いたばかりで申し訳ないんですが来期からサポートをしたい』というお話を頂きました。
インパルスリチウムも最初は買おうと話を進めていたら『それならむしろサポートさせて頂けませんか』とお話を頂いた経緯があります。
私はいたって一般的な家庭に産まれて、俗に言われるボンボンとか、親ガチャ当たり組とかではないです。
今まで買ってきた全てが自分で稼いだお金で買っています。
私は知っていますが、ここ数年日本のトップを走り続けている若手数人は皆んな普通の家庭だと思います。
親御さんが試合会場に見にきているのを見たり、挨拶したりしますが本当に一般的な家庭だと思います。
たまに『もうトーナメントは一般人には無理』とか言われたりするんですが、そもそも釣りのプロに誰でもかれでもなれるはずないことくらいすぐ分かります。
個人的にはお金だの、環境だのをあーだこーだ言って『やらない理由探し』を言っている人よりも、自分が今現在やれる範囲内で『限られた時間やお金を何に使うか』を手探りでも必死に探している人の方が同業者として遥かに『怖い競合』です。
これはもちろん釣りに限らず、仕事でも学業でも全部一緒でしょ。