7月の浜名湖ガイド前半戦が無事終了!しました。
先週から引き続きずっと雨!一日だけ晴れた日は爆風(チヌトップには雨より辛い)とつらーい日が続きました。
ガイド募集時には『濁りきついからシャッドもやるかも』と書いておきながら、結果毎日98%くらいチヌトップをやっていました(笑)出たらさ辞められなくなるんですよ(笑)
そんなこんなでお付き合い頂きましたゲストの皆さまに感謝しながら、この濁流と化している浜名湖との付き合い方を本日は少しだけお話しします。
昨年、夏のガイド時にブログUPしましたが基本濁りが入ったらシルエットが出易い系のカラーにローテーションします。最後は一切、光を透過しないライズウォークの今年の新色までローテーション。
昨年、こちらで書いた内容を今年は更に厚みを増している感じです。基本は変わらず。
基本、水(の動き)で寄せていると思っているので、濁っていてもクリア系のカラーで喰わないわけじゃない。
ただバイト率やルアーへのストライク率は間違いなくカラー(というかシルエット)で差があると感じていて、濁れば濁るほど透過率の低いカラーを使いたくなります。
実際それで攻略してるしね。これが一つ目の濁り対策。
二つ目はもっと根本的な濁り対策の方法。
それが濁りが入っていない(入りにくい)エリアを狙う(探す)方法。
そもそも長雨だろうと大雨だろうと基本は流入河川から濁りが入る。そして収まった時にクリアな水が一番最初に入るのも流入河川から。
だから流入河川から遠いエリアや流入河川が少ないエリアは濁りが入りにくいし、逆に入ると濁りが抜けるのも一番最後。
このタイムラグを利用してその日、その時間濁りが薄いエリアを狙うという方法。
チヌトップではなく、シーバスを狙うために濁りを利用したいなら逆に濁りを探せば良い。
もう一つ、浜名湖の場合は底質が泥の場所はやはり濁りが入りやすい。これは海底だけじゃなくて陸上の底質も一緒。
岩ばかりのワンドは明らかに濁りに強い。浜名湖にもそんな場所があって、正直先週末からのガイドはそこをキーパー場的に使っていました。
濁りと仲良くする(カラーローテーション)のか、濁りから逃げるのかはタイミングや人によって違うだろけど、広い浜名湖はエリアで全然条件が違うのでそれが可能な素敵なフィールドです。濁りと水面は相性悪いけど攻略の余地は全然あります。
こっからはおまけ。
ここまでの内容は完全に私の経験則による主観です。
誰かに教わったわけでもなく自分自身で導き出した一つの例でしかないです。
ここ数年、浜名湖での行動を共にしていてしばしば当ブログにも登場する守田くんはくっそ濁っている水であえてクリア系のシャッドを多用して釣ってる。
トップとシャッドの違いこそあれ、それでも私ならこの水色でそのカラーは絶対選ばん。
私がプロデュースしたパブロシャッド1091カラーですが、このカラーだけは彼が考えました。個人的には全く要らないカラーです。
ただ。この前ガイドプラ中に明らか釣り負けたっす。激濁りの中で。
どんな理由で濁り×クリアカラーなのか私は悔しいから聞かないけど、人それぞれ考えがあって良いと思います。事実釣れるし。
それくらい私たちは魚のことって全然分かっていないんだと思います。全て思い込みかもしれない。
けれどさ。自分の考えが一番正解に近いって思いたいし、証明したいじゃないですか。大好きな釣りだし。
じゃあ、それってどうやったら証明できるの?っていうと同じ時間軸、決められたルールの中で勝負するしかないんですよね。
だからトーナメントって素敵だなって思います。
負けたら素直に認めるしかなくなるけど(笑)